不当な出向命令を拒否して、交渉のうえ撤回させた事案【労働条件】

事案
とある出版社勤務の女性からの相談。業務の非常に忙しい子会社への出向を断ったら、今度は片道2時間以上かかる倉庫へ出向命令が出た事案。家族(小学生の子供や高齢で介護必要な母親)の世話が必要であるのにもかかわらず。

選択した手続き
会社との直接交渉
内容証明郵便を代表者社長宛に出した後、会社に赴き直接交渉。

当方の主張
出向命令権には、(1)業務命令権の根拠規定、(2)業務上の必要性、(3)労働者の権利を不当に害せず濫用にあたらないこと、が必要である。そこで、(2)業務上の必要性ついて具体的に説明を求めた。さらに、会社に対しては、(3)本件の出向が濫用にはあたらないことの根拠について、10項目くらい細かく列挙して、具体的に説明するよう求めた。

解決
会社で直接交渉しているときなどは、役員らも頑な姿勢を見せていたが、(3)濫用でないことの根拠を具体的に説明するよう求めたところ、急遽出向命令を撤回。

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