視覚障害のある高校数学教師の解雇及び休職命令無効事件

宮崎地裁H14.7.30決定(第1次仮処分)
同裁判所同年12月10日 本案訴訟上の和解
(ケーススタディ障がいと人権 p40)

事案
ミッション系スクールの高校数学教師が、眼病により視力低下を理由に解雇されたため、視覚障害あるとしても教師としての能力低下はないと主張し、解雇撤回を求めた事案(第1次仮処分)。
上記仮処分決定後、解雇は撤回されたが、すぐ後に休職命令が出されたので、その休職命令の無効と教壇復帰を求めて争った事案(第2次仮処分、本案訴訟)。

選択した手続き
解雇無効、休職命令無効を求めて、仮処分の裁判と本案の裁判(通常の裁判です)を行った。

解決
第1次仮処分については、教え子らによる陳述書を多数集めるなどするなかで、解雇無効との判断が出され、マスコミに大きく報道されることをおそれたのか学園側は解雇を撤回した。
第2次仮処分については、申立て後から3か月(当時としては超短期間!)で休職命令無効の判断が出された。 本案訴訟については、模擬授業を実施するなどしたところ、教師としての十分な能力を認めた裁判所の強い勧告により、教壇復帰を認める和解が成立。

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